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【都島/守口】大阪の作曲教室「演奏するためのアナリーゼ(分析)④」ちょっとした豆知識vol.26🎵オンライン対応✨

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【都島/守口】大阪の作曲教室「演奏するためのアナリーゼ(分析)④」ちょっとした豆知識vol.26🎵オンライン対応✨

【都島/守口】大阪の作曲教室「演奏するためのアナリーゼ(分析)④」ちょっとした豆知識vol.26🎵オンライン対応✨

2023/05/02

​​​​​​NAOMIミュージックスクール 作曲教室です🎵

 

本日も作曲・アレンジコース担当のNaomiが音楽理論を使って、演奏するためのアナリーゼ「ちょっとした豆知識」をご紹介✨

 

前回に引き続き…

 

「この作曲家は何を伝えようとしていて、私はどう演奏すれば、作曲家の意図する音楽を奏でられるのか…?」

 

について、ご紹介させて頂きたいと思います。

 

今回はパート④ということで、①~③の復習から参りましょう😉

 

1回目は、

「演奏するためのアナリーゼ(分析)①」と題しまして、その手順をご紹介致しました。おさらいしましょう!

 

 

①「作品や作者について、しっかりと把握。」

 

②「楽曲の構造を把握。」

 

③「フレーズや動機の分析を把握。」

 

④「和声分析をしっかり行う。」

 

⑤「拍節分析をしっかり行う。」

 

でしたね!

 

2回目は

その手順の①の

 

「作品や作者についてしっかり把握」

 

 

ブルグミュラー 25の練習曲 作品100より 第9番「狩」を例にあげてご紹介しましたね。

 

<作品紹介について🎵>

 

ピアノをはじめて間もない頃に練習する練習曲として親しまれています。

全部で25曲の小品からなる「25の練習曲」。

ブルグミュラーは、パリでピアノ教師をしながら、たくさんのピアノ小品や練習曲を作曲して有名になりました。

当時、パリでは、サロンで演奏されるような可愛らしいピアノ小品が好まれていたため、これに応じて書かれたと言われています。

今回分析する「狩」は、王侯貴族の娯楽での狩猟の描写がなされています。

狩りの始まりを告げる、角笛(今でいうホルン)が森に響き渡り、たくさんの馬や犬たちが獲物を追って走り回る様子を描かれています。

 

<作者について✏️>

 

ヨハン・フリードリヒ・フランツ・ブルグミュラーは、1806年ドイツのレーゲンスブルク生まれの作曲家・ピアニスト。

ブルグミュラーの一家は音楽一家。

父は指揮者として活躍。弟のノベルトも作曲家として、歌曲や交響曲などを書いています。

ブルグミュラーは、子供の頃からピアノや作曲の勉強を積み、ピアノ協奏曲を自作自演し、作曲家およびピアニストとしてデビューを果たします。

1832年パリへ引っ越し。1874年に没するまでパリで活動し、ピアノの小品「25の練習曲 作品100」や「18の練習曲 作品109」オペラやバレエ音楽などを作曲しました。

 

このように、作品や作者についてしっかりと調べるところからアナリーゼ(分析)は始まりますよ☺️

 

以上

 

 

3回目は、手順②の

 

「楽曲の構造を把握」

 

について…。

 

音楽作品の構造とはどのようなものがあるのか…

 

2部形式

3部形式

 

大まかにいってしまえばこの2つに大きく分かれます。

 

2部形式は…

a-a'-b-a'(a")

a-b-a'-b'

 

など…真ん中でふたつに分けられる形式です。

 

3部形式は…

a-b-c-c'-a'-b'

 

など…3つに分けられる形式です。

 

これらは、分かりやすく言うとストーリー仕立てです。

 

例えば、2部形式をストーリーで表してみると…

 

a…主人公がある人に恋をしました。

a'…その恋はどんどんとつのっていきました。

b…ある日、想いを伝えました。

a'(a")…ハッピーエンドなのか?違うのか?は、作者のセンス☺️

 

↑ざっくりですが、ストーリーで表すとこういうことになります😃

 

こうして考えていくと、音楽作品に命が宿りますね。

 

3部形式はそれらの出来事(物語)が増えていくものになっていく訳なんです。

 

これらストーリーは、①でしらべた作者の生涯や、作品についてからヒントを得て、作者はどんな想いで作曲したのか?と、自分なりに考えてストーリー仕立てしていくと、あなたにしか表現できない音楽に仕上がります😉

 

では、実際の構造の区切り方ですが、まず、初めのメロディーはどこまでかな?と、( )で区切ってみましょう。

次のメロディーもそうしてみましょう。

 

次のメロディーは、前のメロディーとよく似たものなのか…似たものでしたら、a-a'ですが、そうでないものならば、  a-b となる訳です。

 

 

さて、本日4回目は、

 

「フレーズや動機について把握」

 

です。

「フレーズ🎵」

 

という言葉は、よく聞かれたことがあると思います。

一息で歌うメロディーのことです。

 

演奏する際に、メロディーがどこから始まってどこで終わるのか?を考えながら演奏しなければ、句読点のない文章を読んでいる状態になります。

 

先ほど構造の話しで

a-b-a'-b'

a-b-c-c'-a'-b'

をご紹介しましたが、まさにこれがフレーズ✨

 

これは、細やかなフレーズですが、大きな楽節の中にそれらは存在しています。

 

【提示部】楽曲の主要部分の提示部分

 

A の楽節の中に

a-a'~経過句

B の楽節の中に

b-b' ~小結尾

 

といった、これらをつなぎ合わせるような「経過句」や「小結尾」といった役目をもつ楽節も存在します。

 

これらも全てフレーズでできてますから、きちんと、それらを把握していなければなりません。

 

当スクールでは、これら一息で歌うフレーズに、マーカーで色分けして引きます。

色分けすると、白黒の譜面が、主題ごとに目で見える化され、とても理解しやすくなるんですよ😉

 

これは、本当に大まかな説明です。

これは、私が約20年近くかけて、編み出した技です😉

 

もっと詳しく知りたい方は、是非!当スクールの、作曲教室(音楽理論コース)へお越しくださいね。

 

謎を必ず紐解きますからね😉

 

本日は

 

「フレーズや動機について把握」

 

について、ブログアップさせて頂きました!

 

次回は

 

「和声分析」

 

をご紹介したいと思います❗️

 

 

お楽しみに~✌️

 

このように、演奏するためのアナリーゼレッスンも行っております🙇

 

是非、1度、お好きな作品を一緒に分析してみませんか?あなたにしか出来ない演奏へお導きします。

 

お待ちしております🙇

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